航海日誌



 2018年4月4日(水)  著作権
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180404-19080004-kantelev-l29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180404-00000057-mbsnews-l29
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180404/k10011390851000.html

少なくともアイディアのマネは十分に存在すると感じた。
ただこれはさほどの問題ではない。
問題は、電話ボックスと思われるハコを水槽として使う行為に“独自性”があるかどうかだ。
それと、これが単なるアイディアか?、芸術作品としての著作物であるか?だろう。

“独自性”に関しては、戦艦大和を飛ばして、艦首に波動砲口のようなデザインをすることは、独自性をもった稀有なデザインで無いことが既に裁判で出ている。
私でもデザインできる「宇宙戦艦ヤマト」の姿は、松本零士に専売特許やデザインの著作権は存在しない判例が存在する事実。

じゃ〜〜、電話ボックスを水槽として、金魚を泳がす行為は私でも発案できる行為なのか??
ただの縦長の水槽ならまだしも、中には<<電話機>>が存在する・・・。


中に電話機が存在する、電話ボックスのようなものを水槽にした行為は、『盗作』と言われても仕方がないだろう。


もう一つの争点としては、<<電話ボックスを金魚鉢にする>>ことが著作権を有するものなのか?ただのアイディアを実行に移しただけなのか?だろう。(この辺読み取ってね。アイディアだけでは著作権は発生しない。)
現代芸術作家の山本伸樹氏は、これを自身の作品として公共の場に出している。
この時点で著作権を持つ美術作品と考えられる。
http://www.art-copyright.jp/about/tyosaku.htm



私の考えでは(判断)、これは著作者の権利を侵害していると思う。
商店街側は、著作権のことなど勉強したことも無いのだろし、深く考えずに、これほど大きな問題にならないだろうと思っていたのだろう。

さらに、和解の申し出にも誠意ある対応をとったとは思えない。
これでは対話ではなく、逆切れではないのか??

下の下の下だ!!


まあ、こんなに有名にならなければ・・・・・この考え方が最悪だな。。。


最後に、ネット上の勝手な批判に押し負けて、山本氏が主張を取り下げる様な事が無いことを切に願う。

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