航海日誌



 2019年4月25日(木)  交響曲 宇宙戦艦ヤマト
西崎義展代表念願だった「交響曲 宇宙戦艦ヤマト」。
その構想は「完結編」製作と同時であり、本来なら映画と同じ時期に公演する計画だった。

代表は言う。
「音楽としてのけじめ」
「フルオーケストラで後世にのこるものに挑戦したい」

そもそも西崎代表の音楽系譜は皆が知るところ。
その彼が一つの作品として作り上げたのが「交響曲 宇宙戦艦ヤマト」である。
映画のための作品ではない。
音楽としての完成された作品だ。

初演、舞台装置だけでも5000万円の費用をかけたという。(YFC本部機関誌 Vol.36・37合併号20P)

N響フルオケに実相寺昭夫氏の起用、最新の録音技術の投入・・・「シンフォニーは、私の10代の決して忘れえぬ思いで(同上合併号より)」、代表の思いが結集した作品がこの交響曲なのだ。


堅苦しいことを言えば、演出・音楽を含めた『公演内容』の著作権を考えたとき、製作依頼をした西崎義展代表(厳密には彼の個人会社か?)が当時の筆頭者であると考えるのが無難であろう。(現在は知らないよ!)
羽田氏が完成した作品を西崎代表に渡し、ダメ出しを何度も食らったことは有名な話しである。
西崎代表はクラシックを書けないが、書ける人に細かな指示を出しそれを反映させた。




その意味で、『完成作品は唯一無二』である。
バージョン違いは二次的著作物の様なものだ。




5月4日、五反田・簡易保険会館、代表の母方の実家近くで無料招待公演された「交響曲 宇宙戦艦ヤマト」、あれから35年。。。

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