はっきり言います!
あれはクラシックの指揮ではありません!
昔、クラシック番組だかなんかで「身振り手振りの大きな指揮者は下手」的な言い方を聞いたことがある。 確かに、“巨匠”と言われる指揮者の中には、え?これで指揮してるの???と思いたくなるほど可動範囲の小さな方がいる。
今回の宮川彬良指揮「交響曲 宇宙戦艦ヤマト」、第2楽章なんか宮川さんの動きを見ていて私は笑っちゃいました。
でもね、昨日も書いたけど、「宇宙戦艦ヤマト」の音楽はクラシックではなく劇伴なの!「交響曲---」も同じ。 確かに教科書で習うような著名作曲家のメロディーを感じさせるところもあるけど、宮川彬良さんのような指揮の方が、「ヤマト」には合っている!
そして何より、最後をオリジナル譜面通りではなく、初演版にしたのは『宮川さん、あんた分かってるね!』と強く感じさせた。
良かったですよ宮川さん。 見直しました!
ただ、ただ、第2楽章、途中で拍手されてしまったのは宮川さんも悪いと思うよ。 「交響曲---」を知らない人にとっては指揮者の動きは大事。 もし私でも、全く知らない曲だったら宮川さんの後ろ姿から「曲が終わった」と判断して拍手しちゃうと思うな。。。 一瞬、力抜いたよね?(笑) まあ、じゃあ、どうすればイイんだよ!!(怒)と言われても困りますがね。。。
それと4楽章のラスト、宮川さんらしく、初演版よりタメが長かった。 ダジャレ合戦の親父さん譲りのセンスだと思う。 素晴らしい指揮でした。
ホルンについて。 ん〜〜〜私もホルン吹きだったから少しは分かる。非常に難しい演奏だったのは。 でもね、聴きどころだからね〜。 もうちょっと頑張ってほしかった。。。
もう1点、これが今回の最大の致命傷!! 第3楽章、狙い過ぎでは? あの演出は失敗だと思うよ。。。
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