<権利問題はファンにとっても大事である>
手島氏が毎度のごとく書く「権利問題などというものは、ファンにとっては関係ない話し」 (証拠別項:9の260)は、本当に我々ファンに関係ないことなのか?
「権利問題」、これが曖昧にされたためにどれだけファンは影響をこうむってしまったか・・・宇宙戦艦ヤマトのカラオケ映像に松本氏側の指示で「原作 松本零士」と入れたり、1990年代後半のメディアが、「宇宙戦艦ヤマトの原作者は松本氏」であるかのような大量の情報流出を行ったり、松本氏による続編を正当化するための、宇宙戦艦ヤマトシリーズの一部否定的論議。これは、西崎氏主導で製作された宇宙戦艦ヤマトシリーズを無かった事のようにする行為である。
また一方で、結果としてファンの支持を得られなかった松本零士作の新作漫画の製作。そればかりか、著作権者に無断で新作アニメの製作を企画し、喜ぶファンを欺いた「新宇宙戦艦ヤマト」など、宇宙戦艦ヤマトの続編を望むもの、望まないもの双方に、期待や落胆を与え続けてきた。
これらは正当な「著作権保持者」が権利を軽んじ、曖昧にしてきた事に問題がある。
著作権保持企業が自社に不利益な行為を黙認していたかは不明だが、著作権表示を明確にせず、権利行使を曖昧にしたが為に起きたもので、ファンはその影響を最大限に受けるのだ。
「権利問題」はその他フィギュア物や、出版物などの発売に絡み、権利がハッキリしていないと無駄な混乱を招く重要な事柄であり、需要と供給側双方が今や宇宙戦艦ヤマトを見て育った「ファン」である事が多いため、ファンに関係ないなどとは言えない。
「権利」が正しく機能してこそ、我々の利益に繋がるし、権利保持企業の利益にもなるのだ。
間違っても、CR大ヤマトを宇宙戦艦ヤマトの続編などと思い、ヤマトファンが「宇宙戦艦ヤマト」としてお金をつぎ込むことは事は無くなるのだ。
偽著作権者に、権利を横取りされることも無いのだ。
権利問題はファンにとっても極めて大切である!
権利問題が発生していなければ、手島氏による「荒らし対策」なども必要なかっただろう。